トジルイエ
2007 京都府木津川市 一戸建て住宅 木造2階建て
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「キオクトドメルイエ」のクライアントの友人の住宅です。
この住宅は四方を隣家に囲まれたいわゆる旗地に計画された住宅です
東西南北すべての方位が住戸で囲まれており、その裏側(勝手口や洗濯物干し場)に面しています。この環境からの解決策として、四周を閉じることをまず前提としました
中庭との連続感を出すため、ボリュームの中心に位置するリビング、中庭の木建具は外部に完全に引き込むことができます。リビング上部は吹き抜けとなっており、それを囲むように廊下を配置しています。これにより、2階に配置した各室とも連続感が生まれました。
家族の生活の中心である、リビングに求心性を持たせる仕掛けとして、実際に耐震壁である、「大黒壁」を象徴的に表現しました。内部空間の白い壁の連続の中、木が立ち上がって包み込まれる安心感と、吹き抜けの天井まで立ち上がる重厚感を出しています
家族構成/夫婦+子供2人+犬一匹
敷地面積/196.4m2(59坪)延床面積/105.9m2(32坪)
□設計 近藤英夫建築研究所 □構造設計 森本建築設計 □施工 福岡工務店