大阪府泉佐野市 敷地を100%使った住宅 / 神戸・大阪・北九州 | 事務所、工場、福祉施設、住宅等の建築設計 | 近藤英夫建築研究所

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サノマチバ 40+60

2009 大阪府泉佐野市 戸建て住宅  木造 2階建て  敷地面積 95.45m2(28.9坪)延床面積  95.71m2(28.9坪)

南外観.jpgkita-elev.jpgentrance.jpgIiving-kitchen.jpgliving-window.jpgkitchen.jpgliving.jpgLiving-tate.jpgbedroom.jpgnando.jpglivinglight.jpgbath1.jpgbath2.jpg

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大阪南部泉州の古い町並みが残る[さの町場]その細い路地の中にこの住宅はあります。町場の細い路地の環境を残すことを考えました。

外壁の後退、建ぺい率、道路斜線等の厳しい制限のある28坪、建ぺい率60%の敷地です。
この条件の中で40%の外部空間と60%の室内空間と相互にかみ合うように100%の空間をつくることを考えました。

その計画でリビングダイニングは3方をプライベートな庭に囲まれ、2階の寝室と吹き抜けでつながっています。
浴室にも庭を設けて実際の面積よりも広く見える工夫をしています。

外張り断熱工法を用い、外壁には杉板を黒く塗っています。周囲の黒塀と馴染むよう意識しています。
室内は床に30ミリの松板を用い、壁は漆喰を使いまろやかな雰囲気をつくっています。

厳しい敷地の与条件を最大限生かした狭小住宅です。

□設計 近藤英夫建築研究所 □構造設計 森本建築設計 □施工 椎葉工務店