銀座田屋
2009 東京都中央区銀座 服飾店の公開コンペティションの応募作
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[見せない]を見せる
老舗の洋服屋のリニューアルのコンペティションです
銀座の老舗としての雰囲気、品格、歴史を前面に押し出すことで、今までの100年とこれからの100年を繋ぐ事ができるのではと考えました。
商品を外に見せる事よりも、店のサービス、品格、お客様の満足した表情が外ににじみ出す事を考えました。
店内には1m40cmの大理石風の立方体が置かれて,その立方体の箱を意識しながら回遊します。
そこには現代彫刻のような不自然なボリューム感と様々に変化する風景があり、そこを歩くことで、ちょっとした違和感とその隙間が生む心地よい抜けを感じることができるという提案です
立方体は用途によって3種類の大きさがあり、動線や、たまりを意識しながら
配置されています。