日本PFI協会 関西支部
2002 家具の制作
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PFI(private Finance Initiative)は民間資金で公共の施設の建設と運用を行う手法で、近年全国の公共工事などで増えてきています。その発注の手助けをする団体がNPOの日本PFI協会です。これはその関西支部の内装改修工事です。
ここで求められたことは、もともと住居にも使える賃貸マンションの一室を生活感を取り払い、クールで働きやすいオフィス空間にすることでした。
そして、ワークの空間と接客の空間を状況によって変化できる空間をつくることを考えました。
この計画では壁面いっぱいに家具を設け、ばらばらに置いていた書類を収納して、さらにコンピュータ、ファックスなどを一つの動作で使用したり、収納できるよう設計を行いました。
既設のキッチンは必要ですが、オフィスには似つかわしくありません。そこで折戸を使い、存在を隠すことにしました。コンピュータも必要な時に机が開く仕組みをつくりました。